HB-7600のベアリングコーン
ピストのフロントハブの周りが悪い、、、、ということで、ハブ軸を抜いてチェックすると、ベアリングコーンに異常摩耗の痕跡。
これを注文して入荷するまで、HB-3300のハブ軸からベアリングコーンを一時的に代用。
基本寸法は同じだけど、長さが違う。HB-3300はベアリングボールが当たる部分は同じだけど、そうでないところは省略されている。一方でHB-7600はベアリングボールが当たらない部分まで、ずっと伸びている。
この意味は?
色々考えたけど、組み付け時に充填したグリスの保持力の違いなんだろうか?実際、OHの際に較べるとHB-7600の方がグリスが流れずしっかり残っている。
因みに、HB-7600にHB-3300のベアリングコーンを入れて使っている際の不具合は一切無しである。その際のハブ軸の回転もスムーズで特に差がある訳ではない。
パーツ入荷後は、即座に組み換えて元に戻したけど、回転に差があるようには感じなかったモノの、モノ自体には明確な違いがあって、チョットビックリ。まぁ、値段は全然違うので、形状以外にも材質的にもしっかり換えてあるのだろう。
因みに、HB-3300はソラグレードだけど、最後のメイドインジャパンである。3400シリーズ以降はマレーシア製だったりする。
個人的に、3300シリーズのソラのコンポを構成するパーツ群、結構好き。メカもキャリパーもクランクもである。
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