注目度抜群のCX-60
注目度が非常に高いように思う。大きすぎるサイズ、MTの無い仕様から候補には成り得ないモデルだけど、欲しいと思わせる一台。
で、情報や評判を知りたいとネット等で検索すると、非常に注目度が高い。ネット記事に対するコメントも非常に多い。賛成派も多いけど、それ以上に否定派、反対派の意見が多し。ただ、この否定派、反対派の多さというのは、それだけ注目が高いということ。否定派、反対派の多くは、他メーカーの従来タイプのSUV推しの人だろうけど、推しモデルへの賛同以上にCX-60への批判が多いのが特徴。この批判の多さというのは、言ってみれば僻みというか、嫉妬というか、妬みというか、そんな感情の裏返しのようにしか見えない。
今時、大排気量とか、多気筒とか、乗り心地がとか、そういう批判も納得出来るけど、このクラスのモデルを買う人は、何よりも記号性が重要。記号性の独自性という面では、縦置き、FR、多気筒、、、、これは、唯一無二の記号性。乗り心地とか、維持費とか、、、、そんな事は、このモデルを選ぶ人からすれば二の次だろう。
このモデル、何より、こういう記号性を持つ唯一無二のSUVとしては、クラス的に購入者に高い満足を与えるものと想像出来る。過去のマツダのロータリースポーツ、歴代RX-7がそうだろう。性能云々では他メーカーのライバル車に劣る部分も少なくなかったけど、REフロントミッドシップ、軽量スポーツという記号性で、唯一無二の存在。それ故に、今でも愛する人が多い。それに通ずる存在感をCX-60には感じることが出来る。
出来が云々よりも、2年後、3年後、いや10年後になっても、存在感を発揮し続ける事が出来るだろう。ホンダ、スバル、レクサス、日産の似た価格帯のSUVが選べたとして、これらのモデルが、10年後にCX-60と同様にユーザーの心を引き続ける事が出来るか?というと、それは無い。やはり、独自性、唯一無二の存在感というのは、実用一辺倒ではなく、高い趣味性、独自の記号性を持たなければ無理だろう。そういう意味では、このCX-60は、SUVを選ぶなら最高の選択肢ではないだろうか?
個人的には、25Sベースで、8速ATを8速シーケンシャルMTにしてFR仕様の∞仕様的なモデルを登場させてみれば?と思ったりする。自身としても、そういうモデルが登場せずとも、現行の25Sモデルを素の状態で買うかも知れない。
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