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2022年10月28日 (金)

オイルロックピース

仮組状態で入手したCB1100Fのフォーク、取り敢えず一度分解してみることに、、、
で、分解して気付いたこと。一本はフォークアウターから固定するボルトが直ぐ緩んだけど、一本は緩まない。内側で供回りしている状況だ。TRACユニットを外して状況を見ると、オイルロックピースは動いていないけど、シートパイプが回っている状況だ。
それを、何とか外からシートパイプを抑えて取り出すことに成功。

しかし、、、、取り外したフォークインナーだけど、オイルロックピースが外れない、、、

これ、単純に嵌めてあるだけの筈だが、、、、、そこで、軽く打刻しながら取り外してみると、、、、シートパイプ内側の嵌め込み穴がグジグジ、、、そう、これには小さな盛り上がりがあって、シートパイプ側と回り止め加工されていた筈なんだが、それが崩落している。それで囓った状態となっていた模様。これ、締め付けると、小さな回り止めの部分が回り止めの機能を果たさず囓り込むようになる。締める時は良いけれど、緩める時には問題となり兼ねない。何とか緩める事が出来たとしても囓り込んだオイルロックピースが留まるとシートパイプ等をフォークインナーから抜き取る事が出来なくなる。

これじゃ、ダメダメである。

オイルロックピースが所定の位置に固定出来るように改めないとダメだ。ただ、オイルロックピースの役割的には、フルストローク近辺で油圧の力で底付きを防止、緩和させる役割の他に、分解の際の供回り防止の役割で、バネレートとプリロード、オイルレベルさえ調整できたとすれば、極論無くても良いモノ。あれば、整備が楽になるという程度の存在。

オイルロックピース、現状廃盤部品である。それ故に、これに加工を施すのは若干抵抗がある。問題は、これがアルミダイキャスト製ということ。結構弱いのだ。でも、おこなうとしたら、嵌め込み部分に回り止めのセットビスを追加すること。ビス的にはM3程度の小さなネジで十分。ただ、母材にネジを切って強度的、耐久性的に耐えられるか?が心配なところ。迷うところである。

まぁ、ここに加工を施すのは、不要だろう。そもそも、そう言う構造自体、大した強度が求められない部品だし、、脱着についてはインパクトレンチを使えば問題無いので気にしないのが一番かもしれない。

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