インナーチューブのエアバランスホール
CB1100Fのフォークはセミエアタイプである。左右のエア圧ば等しくなるようにバランスホースで接続されている。CBXやCB750FCでは、フォークのトップキャップ間をホースで接続する構造だけど、CB1100Fではフォークインナーに開いた穴を配管で繋ぐ構造。
この穴が邪魔。セミエア部分の機能を殺すとなると、この穴が邪魔。CB750FC等ではトップキャップを通常のキャップに交換すれば済むことだけど、CB1100Fではインナーチューブに穴が開いている。これが邪魔。
で、色々考えて施すことを決めた。
これ、穴径は2.5mm程度。ということで、これにM3のネジを切る。そして、表面をすり鉢状にザグリ加工を施す。そして、これにM3の皿ビスをシールテープを介して締め込む事に。フォークインナーチューブの肉厚は5mm程度あるのでM3ならネジ山が10山程度は噛むから大丈夫だろう。ザグリに皿ビスを打ち込むと、インナーチューブ表面にはネジが出っ張らない。つまり、フォークを三つ又に付けたり外したりする時にネジが邪魔に為らない。
こういうパターンで良かろう。
因みに、CB1100Fのフォーク、CB750FCのフォークのOH中に使う予定。無駄を最小にするために、CB1100Fのフォークを取り敢えず延長して使ってみる。フォークジョイントとしては+30mm程度とする。ダンピングアジャスターダイヤルは取り外しての使用だ。取り付けに際しては、本来ならトップブリッジからセパハンの噛み込み幅分である40mm程度は突き出させる必要がありそうだけど、その突き出しを10mm程度に抑えて、その上に30mm分のフォークジョイントを延長する。セパハンのクランプがフォーク部分が10mm、ジョイント部分が20mm程度となるように設置。フォーク自体の三つ又との固定はインナーチューブ一本で接続。ハンドル部分だけジョイントの助けを借りるパターン。これなら、まぁ妥協範囲か?
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