余力をキープ!
サイクリングでは、、、、最初からイイ感じで引きまくるのは止め、、、
これは、去年辺りから心掛けている。
五月雨合流の平地向かい風区間とか、スタートから間もない緩勾配区間、以前は先頭で引きまくってたけど、最近は少し抑えている。以前なら50km程度の距離なら、先頭で35km/h以上で引きまくっていたけど、今は自身が先頭の時は25km/h程度にセーブしている。もしくは、その速度に痺れを切らせた若い人達が前に出て35km/h程度で先頭に出たら、それに付いて行くようにしている。
何故か?
それは、サイクリングのメインである山間部の勾配区間で燃料切れになるのを防ぐため。
メイン峠手前の区間でも5%以下の緩勾配は30km/hには達しないようにセーブする。25~30km/h程度で抑えるのだ。こうやってスタミナを残している。勿論、緩勾配で25km/h程度の速度を20km程度の距離を維持して走るのは大変。でも、この速度域ならば、後に付かれたとしても風除けで自分だけが疲労すると言う事は無いという読みだ。登り勾配で25km/h走行の場合、空気抵抗もあるけど、それよりも、その速度で勾配を登る為に必要なエネルギーは後続車であっても必要ということ。その速度ならば、チョイ厳しい人にとっては相当なエネルギー消費になるという読みだ。先頭の自身の疲労を加味しても、後続の疲労も無視出来ないならOKという判断だ。
そして、メインは10%オーバーの勾配路。細い道なら峠のつづら折れの道、広い道なら登坂車線付きの道。距離的には緩勾配区間の10~20kmよりもショート。距離的には1~2km程度、長くても数キロレベルだけど、そこでしっかり踏むようにしている。こういう勾配区間では、速度が低いので後続でも空気抵抗のメリットは無い。先頭でペースを上げれば追走も同じエネルギーが必要となる。そういう状況では回転とトルクを高い状態でペダリングするのだ。速度で15km/h以上、出るところでは20km/hを伺う事も。
仮に、長い平地、緩勾配区間で消耗しつくしたら急勾配区間で追い付かれる、、、それはチョット悔しい。ということで、急勾配区間で一気に離せるように、平地区間、緩勾配区間は頑張って抑えて走る、、、、
これが最近の組み立て方。高い速度で引きまくる、、、これは後続が楽して自分だけ疲労する、、、そんな状況は極力作らないようにしている。ただ、帰路において30km/h巡航でピタ付けされると、少しイラッとする。そう言う時は、余力を振り絞って45km/h程度迄加速して引き離す。そうすれば、、、反応出来なければ後続は空気の壁に負けて離れていく。一度離れると、30km/h巡航に戻したところで追い付かれる事はない。ただ、平地でのダッシュはサイクリングの帰路でしか行わない。これ自体、自身も結構消耗するからだ。
そんな訳でサイクリングにおいて、平地区間、緩勾配区間では、脚でトルクを掛けるペダリングはナッシング。軽めのギアでハイケイデンスで走る。具体的には100rpm維持である。急勾配のヒルクライムではハイケイデンス維持である。疲労を溜めないためには、ハイケイデンスを保つ、これが一番。これを実現するには、勾配、風、自身の疲労度に併せて微調整出来るギアの選択性。ヒルクライム中のギアレシオとして5%刻みで容易しておけば対応出来る。
我が家のロードバイク、二台とも、それが出来る構成。結構、お気に入り。速度レンジ高め用のチタンロード、ヒルクラ重視のギア比低めのステンレスロード、二台体制である。
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