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2022年12月 6日 (火)

回生と惰性

デュアルドライブのBSの電動アシスト自転車、これ、モーターが発電機としても機能する。そう、走行時のホイール回転を利用して発電して回生充電する機能だ。

これによって大幅に走行距離を伸ばしている。

この回生充電、ハイブリッドカーでも行われている制御だ。

ただ、この回生充電、これをやると非充電時のホイール回転に大きな抵抗を有無のも事実だ。
事実、デュアルドライブの前輪の回転、結構な抵抗感がある。因みに、この抵抗はモーターだけでなく、所謂ハブダイナモでも感じる。こちらもホイール回転時にハブの抵抗は小さく無い。

一般自転車のただのハブの場合、抵抗は殆ど無し。

自転車に於いて、漕がない時に回生充電させるってのは、どうなんだろうか?惰性で距離を稼ぐような構造の方が良くないだろうか?
自動車なら兎も角、自転車では、駆動と発電を両方行わせる。非駆動時、非発電時でも回転抵抗を取り除くのはメカニズムが複雑化しそうなので現実的でない。

シンプルな構造、そして被駆動時には極力普通の自転車に近付けた軽さを実現するには、フロントハブには後輪同様にフリー機構が必要ではなかろうか?フリー機構があれば、駆動時は駆動するけど、被駆動時はモーターユニットは回転から完全にリリースされる。フリー機構があれば、フリーをロックさせないとNGだろうけど、非駆動時は完全に普通の自転車並の転がり抵抗に留める事が出来る。

構造や制御をシンプルにして、自転車としての基本、つまり、通常走行時は極力軽やかに走れる構造にする方が良いのではないだろうか?

自転車の怠い点は、単純に上り坂である。入力に比例して動力アシストするのではなく、一定以上の駆動力を検知して速度で5~15km/hの範囲のみでアシストするようにした方が、実効的のようにも思う。平地暴走や、急発進電アシによる事故も削減出来る。低速域で一定以上のトルクが掛かっている時だけアシスト、、、つまり、坂道、向かい風限定でのアシストなら、複雑な制御なくとも航続距離は確保出来るような気もする。

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