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2022年12月29日 (木)

フレーム溶接法

自転車のフレーム、パイプの組み方には、色々ある。
ラグレスロウ付け、TIG溶接、ラグ組ロウ付け、、、、

昔は、単純にラグ組ロー付けが好みだったけど、今は違う。
ラグ組の場合、フレームジオメトリーは、ラグにパイプを差し込んで、ラグ内径とパイプ外径の遊びを利用してフレームを固定する。隙間にロウ材を流し込むけど、適切なジオメトリーを得るために、ロウ材の厚みは場所によって不均一。場合によっては薄い箇所、厚い箇所とばらつく訳だ。

フレームジオメトリーの自由度を確保して、接合部全周で安定した強度を得るためには、ラグレスの方が良い。

では、ラグレスでロウ付けとTIG溶接はどっちがどうか?というと、ロウ付けの場合は母材自体は溶けてないので、ロウ材部分での接着。一方でTIG溶接では母材を溶かして一体化している。

ということで、フレームジオメトリーを指定してフレームを作るのであれば、個人的にはTIG溶接がベストだと思う。

ただ、フレームに強度を求めすぎる、或いは、ジオメトリーに強い拘りを持つ、、、そうでなければ、ラグ組もアリ。

ということで、ロード、ピストならラグレス仕様、スポルティーフ、ランドナーならラグ組仕様、これが自分の好み。

見た目的には、ラグ仕様でメッキ磨き出しってのが一番好きだったりする。

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