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2022年12月28日 (水)

膝角度と膝痛

水泳で空中をキックしてしまって膝に違和感が発生、その後のペダリングで膝痛が出た話を記事にしたことがある。
膝痛、ペダリングで常時痛い訳ではない。膝にダメージを受けていても、痛くない状態もある。痛い状態というのは、クランクが水平より下、下死点近辺である。下死点近辺で意識的にトルクを抜くと痛みは感じない。トルクを掛けていてもクランク水平近辺迄は痛みは感じない。

つまり、膝が痛いのは膝を伸ばした状態で力を入れた時、、、この状態、関節の状態を想像すると、軟骨を潰す方向に力が掛かっている訳だ。膝が曲がった状態では、軟骨には潰される方向の力は掛かっていないのである。

自転車で膝の痛みを感じないようにするには、膝を伸ばした状態でペダリングさせないことになる。

これ、今の自転車のサドル調整で、下死点では脚がしっかり伸びた状態を推奨しているけど、これだと痛みを感じる漕ぎ方になる場合がある。そう考えると、下死点近辺でも膝が緩んだ状態の方が良い訳だ。クランク長が長いと、下死点近辺で膝が緩んでいると上死点では膝が窮屈過ぎる。これを解消する、、、そういう意味では、下死点で膝が緩んでいても、上死点で窮屈になりすぎないという意味では、クランク長は短めが良いかも知れない。

クランク長は現状スタンダードの170mmよりも5~10mm程度短い160~165mmくらいが試験的に確認する上では良さそう。

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