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2023年1月29日 (日)

高出力程、、、、現実離れ

出力レベルが高い、、、車両の実用速度域が高くなる。
必然的に、各ギアの守備範囲がそれに応じて高くなる。
これは、必然だ。

現代のモデルの性能上限といえば、トップエンドで300km/h。5~6速で300km/hがエンジン回しきりの状態。ならば、4速では?というと、250km/h以上、3速で200km/h、2速で150km/h、となると、ローギアでも100km/h以上ということになる。

レブリミットが13000rpm程度とすれば、ローで80km/h前後というのがパワーバンド下限域、セコになるとかなり低い回転域を使うことになる。

更に言えば、実用的な3~5速で街乗り速度域での回転数は、アイドリングの倍程度の回転数に留まる状態。

ただ、ギアの近接度というと、2~4速が大抵はクロウス気味。それでパワーバンドを考慮すれば、楽しく走れる速度域というと、2速パワーバンド入口~4速エンドということ。速度で言えば、120~250km/h辺りということになる。この域では最高に楽しいだろうけど、これ以下というのは、パワーを解放出来るとは言い難い状態ということ。

下道で楽しく遊べるというと、ローの守備上限が60~80km/h、2速で110km/h、3速で140km/h、4速で170km/h、5速で200km/h、6速で230km/h辺りが上限かもしれない。更に言えば、速度レンジが高いモデル程、守備範囲が広い、つまりパワーバンドが広いというのが大事。レブリミットの80%以上でないとパワーが発揮出来ないモデルではなく、レブリミットの1/4程度からパワーが得られる様な低回転型エンジンが理想ということ。

2~4速の守備範囲が60km/h~150km/h的なモデルこそが、下道で遊べるスケールだと言える。

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