サンスター技研の電動アシストユニット
2008年頃、東急ハンズ等で販売されていたインテリジェントバイクを開発したサンスター技研の電動アシストユニットの事。
非常にコンパクトで、一時、多くの自転車に採用されていた。このユニット、構造がシンプルで通常の自転車への小改造で適応が可能ということで、初期のDAHONの電動アシスト自転車にも採用されていたし、今のE-Bikeの奔りでクロスバイクに採用されていた例もある。
ただ、航続距離が長くなく、割と早い段階で市場から退場して、電動アシスト自転車が新規格に以降してからは殆ど見掛けなくなっている。
その後、2018年には電動アシスト自転車事業がサンスター技研から他社に事業譲渡されたそうだ。
ただ、そんなユニットだけど、未だ印象に残っているのがAL-14という最軽量13kg台の電動アシスト自転車だ。
これは、小泉総理がブッシュ大統領にプレゼントした自転車でもある。
アルミフレームで14インチの自転車だけど、パーツ構成を見れば、更に軽量化することも可能そうな使用だ。車体は折り畳みフレーム、シングルスピードの小径車だけど、これにピッタリはまる電動アシストユニットは、丁度良い収まりを見せており、今でも見付かれば欲しい一台。
電動アシスト自転車というと、長距離には使わない。自宅から半径300m以内での移動用と限れば魅力的。団地住まいだと坂を上るのが面倒臭い。だからといってヘルメットを被ってバイクに乗るのも面倒くさい。そういう距離感で利用するならベスト。
こういう割り切りタイプの電動アシスト自転車は最近見掛ける事はない。
こういう自転車を生み出す事が出来る、表題のようなユニット、登場しないかな?
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