2020~2023年、変異を見ると、、、
新型コロナウイルスは広まったのは2020年から。そこから変異を繰り返して今に至る。
そもそも、ウイルスってのは、変異を繰り返しながら感染性が高まり、毒性が低下する。感染性が高まって毒性が高まるって変化は、ウイルス自体の生存戦略から考えれば可能性は高くない。
しかし、今回のウイルスの流行によって死者数の変遷を見れば、変異を繰り返す程に死者数が増えている。つまり、毒性が高くなっているような状況を示している。
ただ、興味深いのは、全ての国に於いて同じ傾向かというと、必ずしもそうではない。
少なくとも、日本では死者数は弱毒化したオミクロン株が流行している現状における死者数が昨年、一昨年に比べて圧倒的に増えているのが実状である。
そして、これから流行ると言われているXBB.1.5というのは、BA.4やBA.5といったオミクロン株での上気道感染に加えて、デルタ株以前のようなACE2受容体感染もしやすいと言われている。
当初は、XBB.1.5が流行すると怖いとも思っていたけど、オミクロン株の流行下における死者の状況、周りの感染者の症状を考えると、上気道感染して喉鼻風邪で済まない人が増えていると考えるのが自然。そう考えれば、現状のオミクロン株の感染と同じ事がXBB.1.5でも起こるに過ぎないと考えれば合点が行く訳だ。
では、何故にオミクロン株の重症化や、XBB.1.5でACE2受容体での感染リスクが叫ばれているか?というと、答えは一つである。そう、上気道感染で対抗する自然免疫である粘膜免疫を司るIgA抗体が機能しないということ。そう、自然免疫が低下しているからである。
何故に、自然免疫が低下するか?というと、もう答えは一つしかない。それは、アレを接種したと考えるのが最も合理的な説明になる。
つまり、2020年にウイルスが登場し、2021年以降アレの接種が始まったが、接種する程に、自然免疫が失われ、弱毒化している筈のウイルスに感染しただけにも拘わらず、死者が増えるという、通常のウイルスの変異と感染による被害の変遷とは異なる経過を示している訳だ。
現在、XBB.1.5に対してワクチンは効かない、抗体を回避するといった話が飛び交っている一方で、以前程は積極的なワクチン接種を奨めているようには見えない。
もしかしたら、ワクチン接種のリスクを、これまで打たせる側だった人も少しは感じているのでは無いだろうか?まぁ、今後の状況次第だけど、打てば打つ程、ただの喉鼻風邪で深刻な事態に陥るような状況になりそう。
まぁ、半年もすれば、XBB.1.5対応の新型ワクチン登場と言う事で、6回目、7回目の接種を推奨して留めを刺すような事態になるかも知れない。
この一年、どうなるんだろうか?
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