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2023年1月11日 (水)

インラインフォー

単車のエンジン形式で、かつてはジャパニーズスタンダードと呼ばれる程に普及した単車の心臓部として使われてきたエンジン。
今は、日本車も並列四気筒以外の型式のエンジンが生まれ、ジャパニーズスタンダードという言葉自体が死語のようになっている。

そんなインラインフォー、70年代から90年代に掛けて大人気だった。
元々、並列4気筒というのはリッターバイク~550ccクラスで普及していたけど、70年代後半には400ccクラスに普及、80年代の半ば以降は更に小さな250ccクラスに普及してきたけど、普及した理由は、多くのユーザーが支持してきたからに他ならない。

そんな並列4気筒エンジンが人気を博した理由は何か?

先ず一つは、やはり、その排気音だろう。フォン、フォン、、、という咆吼的な排気音はマルチシリンダーならではの排気音。
次は、同クラスの気筒数の少ないエンジンに較べると高回転型で、結果的に高出力となる。特に排気量が制限される400ccとか250ccくらすにおいて、他形式のエンジンと較べるとスペック上は明らかに強力、、、これは人気を経る大きな理由に為り得る話しだ。

ただ、自身は、その人気ありすぎで普及し過ぎた状態だとか、排気音から暴走族に人気という状態もあって、あまり好きなエンジン形式とは言えなかった。他には、横幅が広く寝かしたら直ぐ擦るというのがネックだった。

しかし、最近はインラインフォーってエンジンも悪くないか?という気持が少しある。

インラインフォーで一番好きなのは、一般にはメジャーと言えないけど、ヤマハのXJ750Eだ。空冷2バルブDOHC、シャフト駆動ながら軽量な車体、、、これが好きな理由は、何と言っても走り去る際の音。排気音は殆ど聞こえず、シャフト駆動故にメカノイズも極小、そして聞こえてきた音が『ウィーン』って音。これは初めて聞いた時に感激したけど、走り去る音で感激したバイクは過去に二台だけ。一台は、中学校時代の学校の先生が乗っていたGL500の排気音、もう一台が、このXJ750Eの音。音に関してはZとかCBより遙かに好み。

XJ750E、見つかれば買っても良いと思う一台。

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