« 低重心 | トップページ | 運動生活は健康? »

2023年2月13日 (月)

今更ながら事前審査

単車ってのは四輪よりも運転の際に必要な体力条件がシビアかもしれない。
四輪ってのは、座っての操作。操作系統の殆どがアシストされているし、操作自体も機械による肩代わりが進んできているので、判断能力、体力が衰えても動かす事は可能。
しかし、単車はそうはいかない。
単車の場合も、ABSによるスリップ転倒の防止、TCSによる過剰な駆動力によるバランス喪失後の転倒の防止といった機能が備わっているけど、基本的な操作は、ライダーが全身を使って行うもの。

因みに、単車の扱いで最も体力が要求されるシチュエーションといえば、倒れた車体の引き起こしだろう。その次は何か?というと、押し歩きだろう。車体を前後方向に押して移動する。これが大事。
こういう基本動作というのが単車を扱う上で最低限求められている事。

これが出来なくなったら単車に乗る資格が無くなると考えて良い。

そして、これらの操作ってのは何か?

そう、これは限定解除時代に受験資格の有無をチェックする審査内容で、正しく事前審査である。

この事前審査の内容が自分で行えなくなれば、その時が、単車を降りるべき時と判断して良かろう。

この事前審査ってのは、今の時代は行われていないようだけど、教習所で免許が取得されるようになっても、しっかり義務化させるべきのような気もする。

そう言えば、以前、女性ライダーが転倒して車体を引き起こせず格闘していた風景を見たけど、そういう状況に陥るような人は、そもそも運転資格が無い。

仮に既に長い間重量車を乗り続けたベテランであっても、加齢による体力低下の結果、重量車の引き起こし、取り回しが行えなくなったら運転資格は無いといって良い。

自身も加齢によって、愛車の引き起こし、取り回しが出来なくなったら、降りる時、、、そう考えている。その判断は、昔の事前審査内容で可能だろう。

|

« 低重心 | トップページ | 運動生活は健康? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 低重心 | トップページ | 運動生活は健康? »