電動系の準歩行者的コミューター
初期のアシストは入力と等しい駆動力をモーターでアシストしていたけど、新基準になってからは入力の二倍の駆動力をモーターでアシストしている。
アシストは速度上限があって、25km/hがアシスト上限となっている。
一方で、準歩行者である電動車椅子は完全に電動である。ただ、準歩行者であるから速度上限は6km/hとなっている。
これらは、高齢化で免許返納した高齢者の足としても注目されている。
因みに、電動アシスト自転車のパワーは最大で250W、人力を加えれば+125Wだから375Wということ。
電動車椅子、有名なセニアカーを例に取ると、これが360Wのようだ。
馴染んだ馬力でいえば、1PSが735.5Wだから、大凡0.5PSということ。
となると、ここら辺は一括りにして、完全電動を容認して電動コミューターとして再定義した方が良くないだろうか?
上限を0.5PSでフル電動を容認して、免許不要の電動コミューターで再定義。但し、原付バイクの速度制限が30km/h、現状の電動アシスト自転車のアシスト上限が25km/h未満だけど、アシスト最大の上限が10km/hならば、10km/h迄は完全電動を容認するように定義する事は出来ないのであろうか?
電動走行最高速度を10km/h、出力を0.5PSとした電動車を定義すれば、一人+荷物+屋根という形で、もっと現実的なコミューターとして再定義できそうな気もする。
形として、現在の三輪の電動アシスト自転車があるけど、あのような形で10km/h迄は電動走行させれば、現在の電動車椅子よりも利便性は高まるだろうし、安定性も高まるし、積載性も高齢者の日常生活において十分な量を確保出来る。現在の電動アシスト自転車も10km/h迄電動走行を可能とすれば、実質10km/h以下でしか登坂しない自転車の登坂時の苦労を完全に無くす事が出来る。そうすれば、中高年の団地住まいの人の利便性を飛躍的に高める事が出来るのでは無いだろうか?
二輪の形でペダル動力併用ならばアシスト上限は従来通り25km/h未満とすることも出来るし、三輪ないし四輪のアシスト自転車であればセニアカーに変わる形が提供出来る筈だ。三輪、四輪のアシスト自転車であれば、不安定極まりない現行電動車椅子の事故は相当な部分で解消出来るように思う。
これから、電動キックスケーター等、色んな電動モビリティが生まれてきそうだけど、この辺の利便性を高め普及を高めるためには、今一度、小型電動モビリティの基準を再定義すべきのように思う。
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