後遺症の原因は?
何の後遺症?と言えば、今ならコロナ後遺症。コロナ後遺症という言葉自体は、2020年頃に頻繁に聞いた言葉。ただ、2021年以降も耳にしていたのだが、その時点で少々の違和感があったのも事実。
因みに、コロナ後遺症の症状というと、無気力、やる気が出ない、倦怠感、脱毛、咳、味覚障害、嗅覚障害、物忘れ、動機、不眠、、、、、といろいろある。
これの原因って何か?
言われているのは、ウイルスの持続感染、ウイルスによる組織障害、自己免疫反応、常在細菌叢の多様性の低下、集中治療後症候群(PICS)等だというけど、体内で増殖したスパイクタンパク質を持つコロナウイルスの増殖が原因。
やはり、思いつくのは初期武漢株でコロナウイルスの感染形態による影響。ウイルスの持つスパイクが受容体と結合し、細胞内に入ってスパイクタンパク質を有するウイルスを大量に産生したのが原因。
ただ、この症状は、武漢株の感染形態によるスパイクタンパク質を有するウイルスの増殖によってもたらされたものと考えるべき。
しかし、2021年以降のオミクロン株というのは、以前の株とは感染形態が異なっているといわれている。オミクロン株以降は非受容体感染で喉鼻感染と言われている。喉鼻で感染し、気管支や肺には届かない。それ故に、体内で武漢株のようにスパイクタンパク質を持つウイルスが大量に増殖する訳でもない。
これを考えると、コロナ後遺症として挙げられている上記の症状ってのは、武漢株の症状であり、オミクロン株とは違うものと考えるのが自然。
しかし、現実にはオミクロン株に置き換わって以降もコロナ後遺症症状を訴える人が後を絶たない。
何故か?
これで思いつくのが、例のワクチンだ。
このワクチンの防御メカニズムはウリジン修飾mRNAをLNP(脂質ナノ粒子)でコーティングして体内に打ち込む事で、mRNAが体内に取り込まれ抗原スパイクタンパク質を産生させるもの。これによって体内には様々症状を引き起こす毒性のスパイクタンパク質がばらまかれる。接種後は、コロナウイルス感染したのと同じ状態になる。
さらに、これを接種すると、免疫応答機能が低下し炎症抑制状態となる。さらに、シュードウリジンに置換されたmRNAを取り込むことでIgG4抗体(Treg細胞)ばかりが作られ免疫寛容状態が持続し自己免疫疾患状態に陥る。これによって、様々な感染症に対して免疫が応答しなくなり短期的な炎症反応は抑制されているが、免疫機構が不全状態であり、ウイルスや細菌等の増殖機構が体内で、そのまま機能するような状態となる。つまり、オミクロン株であっても喉鼻感染だけでなく、肺や気管支におけるACE2受容体でも感染してしまう。結果、オミクロン株でも武漢株と同じようなメカニズムで感染し、結果的に体内でスパイクタンパク質を有するウイルスが無防備に増殖してしまう。
そうすると、結果的に武官株感染後と同じような中長期的な後遺症が現れても不思議でないということになる。
世界におけるオミクロン株置換後のワクチン接種者の感染性、感染者の重症化率、死亡率を世界68カ国で調査したデータによると、全ての調査国において国内のワクチン接種率に対して、新規感染者、重症者、志望者における接種者率は20~40%も高い報告がなされており、ワクチン接種による感染予防と重症化予防は機能していない事が判明している。
これは、ワクチン接種によってオミクロン株でさえも武漢株と同じような感染形態で感染する事が多くなるという状態を示唆している。
ただし、免疫抑制が効いているので、オミクロン株に罹患した時は、急性症状(発熱、咳)は抑制されており、一見軽症に済んでいるけど、その後の後遺症症状では、長期に持続して罹患者を悩ませる状態になっても不思議じゃない。
事実、ワクチン接種後にオミクロン株に感染し、その後、非常に長い期間、倦怠感、無気力で不調を訴える人も身近にいる。最初は、心の病?って思ってたけど、滅茶苦茶気楽な職場故に、そんな事も無さそう。良く判らないけど、コロナ感染して治癒後に無気力と倦怠感が続くそうだ。
一言で言えば、ワクチンってのは、オミクロン株であっても受容体感染を促進。感染直後は免疫抑制効果で急性症状は抑えられているけど、免疫抑制効果によって長期的な後遺症症状が持続させる可能性がある。
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