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2023年2月22日 (水)

初期型SV650S

年式的に底値を付けている。Vツイン+キャブ+セパハン仕様。現行SV650Xより軽量だ。重量差的には15~20kg程度軽量。違いはフレーム、スイングアームの材質差だろう。現行はスチール、初期型はアルミ。

そんなSV650S、同時期のマルチエンジン車に比較すると人気無し。そのためか、程度良好車が中古車サイトで30万円前後、ヤフオクなら20万円台から選べる。

元々不人気車である。にもかかわらずサイトに紹介されているという時点で、程度は大方良好だろう。

しかし、そんな不人気なSV650Sだけど、走らせるとかなり面白い。4発のネイキッド系750ccモデルよりは明確に活発で速い。一般道で走らせると水冷リッターバイクのように灼熱地獄になることもない。そして、燃費は極めて良好。相当ハードに走らせても15km/Lはキープ出来るし、ツーリングライドで大人しく走れば20km/Lを大きく超える燃費を叩き出す。

低速トルクが太く、高いギアでも2000rpm以上で常用域。

こんなに乗り易いバイクは無い。一部パーツの欠品も出ているけど、少なくとも外装部品周りは互換性のあるSV400が長く作られていたので中古市場に豊富に流通している。

かなり軽量で重さに辟易する事もない。

Vツインの素晴らしさを最初に体感するにはベスト。価格も安い。

自身、今の愛車が壊れても一台買って復活させたい程。

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