誤動作のリスク
安全運転支援、運転操作支援システムが普及、、、これは、車の機能を制御する部分がネットワーク化されるから実現されるシステム。
一見、素晴らしい未来という風に見えるけど、これ潜むリスクもありそう、、、
従来通り、メカニカル接続、油圧駆動といった仕組みなら有り得ないけど、信号によるデバイスの電動化が進むと、車の操作というのは、直接的には電子デバイスによって行われる。運転者が指令したとしても、それをデバイスが解釈して動かす訳だ。
これって、可能性としては限りなくゼロに近いかも知れないが、誤動作のリスクを内包することになりはしないのか?
予想外の動きだけでなく、運転者が望む操作を超えた操作が行われてしまう事も含めて考えれば、無い話では無さそう。
フライバイワイヤーによるスロットルシステム、ステアリングシステムというのは、そう言う事になりそう。ブレーキシステムでも、ペダル操作でもペダル動作をセンサーで検知してのブレーキ操作となると、検知部分で検知出来なければ制動力が生まれない可能性だったあるかもしれない。
勿論、市販車では異常時対応は完璧に施されるだろうけど、メカニカルな直接接続では有り得ない事もリスクとしては考慮すべきかもしれない。
大昔、通常のワイヤー駆動のスロットルでも、出始めのフラットキャブレターではスロットルバルブが張り付いてスロットルが閉じられない状況で暴走、、、、そんな経験をしたことがあるけど、思い通りの操作が出来なくなるというのは、誤動作ではなく動作不良によるものだけど、それでも恐ろしいモノ。そういう事が、デバイスのフライバイワイヤー化が進めばリスクとしては増えてしまうような気もする。
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