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2023年3月17日 (金)

ずんぐりむっくり

最近の単車のデザイン、前後方向に圧縮されて、上下方向に分厚い印象が強い。

ショートホイールベース、高重心、、、そんなデザインだ。一見、マッチョに見えるけど、よく見ると、纏まりの無いデザイン。欲言えば塊感、、、、しかし、前後に短いデザインではテールカウルは殆ど無い。上下に分厚いのは、前傾エンジン+分厚いサイドループのツインチューブ、トラスのフレーム、それに横から見て薄っぺらいガソリンタンク。サイドからみてのアクセントといえば、ラジエターシュラウド。フロントマスクは潰されたような異径ヘッドライトがフロントフォークの間に埋め込まれている。

こういうデザインだと、メカメカしさしかない。デザインというデザインが見えない。

結果、メーカーの違い、車種の違いによる個性が見えてこない。

昔のエフ、Z、刀、、、、こういうアイデンティティが感じられない。

昔のデザインは前後に長くタンク、サイドカバー、テールカウルの主張が強い。パーツがしっかり見えるのでデザインが見えてくる。エンジンのメカメカしさと、外装の造形美が呼応してカッコイイ。

今のバイク、どうも好きになれない。現行モデルでカッコイイと思えるのは、Z900RSくらいだ。新しいカタナはガンダムか何かしか見えない。

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