« マスクしないの? | トップページ | 下駄バイクとして望むのは、、、 »

2023年3月15日 (水)

Treg細胞について復習

今話題?のTreg細胞。これは何か?っていうと、本来は免疫の暴走を沈めて過剰な炎症等を起こさせない細胞。T細胞の中でも抑制的に作用することで身体を守る役割。
更に、Treg細胞というのは、ガン細胞が周りに集める性質を持っており、身体の中でガン細胞を見つかりにくくする作用も有している。
そんな話らしいけど、新型コロナウイルス用のmRNAワクチンの実現で非常に重要な役割を担うという話で頭の中に残っている。
っていうのも、通常のmRNAというのは体内に入れると激しい炎症反応を引き起こし身体が耐えられない。それ故にmRNAワクチンというのは実現が難しいとされていた。
しかし、mRNAの表面のウリジンを修飾ウリジンに置換すると、修飾ウリジン置換型mRNAを身体に入れても炎症反応が起きず、mRNAが無事に細胞に取り込まれ目的の物質を作り出す事が可能ということが発見され、それによってmRNAワクチンが実現したという。つまり、mRNAワクチンは、ウリジンを修飾ウリジンに置換することで実現出来たのである。
ただ、この新しいmRNAワクチンを打ち込む事でTreg細胞が誘導され炎症反応が抑制されるというのは、即ち免疫が抑制され、ガン細胞が急激に増加するというリスクも含んでいる。このことが、mRNAワクチンのリスクだと捉える学者も少なくない。
そんな色々な作用を持つTreg細胞だが、このTreg細胞について新しく聞いた話。
このTreg細胞は胸腺で分泌されるが、その分泌量は永遠ではなく、年齢や性別の影響を大きく受けるという。このTreg細胞の分泌量は毎年3~1%ずつ減っていき最終的に分泌されなくなるという。その分泌量は女性の方が男性より多く、男性の方が新しいTreg細胞が早い段階で分泌されなくなるという。女性では42歳でも分泌されているが、男性では分泌されなくなるという。Treg細胞が分泌されなければ体内中のTreg細胞は減少していくだけとなり、これが無くなる事で、免疫の暴走を停める事が出来なくなる。結果、激しい炎症を引き起こし、心筋炎等で命を落とすリスクが高くなると言う。
コロナワクチンの接種によって心筋炎で命を落とすのが男性ばかりであるというのは、そのような理由も影響しているそうだ。
この話を聞いて思ったのは、男性で高齢程Treg細胞は新しく誘導されない。ならば、ワクチンを打ってもTreg細胞は誘導されないのではないか?という疑問だ。そして、ワクチン接種直後の急性炎症反応は若い人程酷いと言われているが、そうだとすれば、ワクチン自体がTreg細胞を誘導するという理屈は何処まで正しいのかという疑問だ。ワクチンを打った高齢者に急性炎症が少ないというのは、Treg細胞が誘導されたのではなく、単に免疫力が低下しているので反応していないだけと捉える方が理屈に合うように思う。そして、若年層が激しく炎症したというのは、やはりTreg細胞がしっかり誘導されている訳でもないという風に思える。

だから、ワクチン接種によって仮にTreg細胞が誘導されたとしても、その量は炎症反応を変化させる程では無いという風に考えるのが自然なのである。当初、mRNAワクチンはLNP(脂質ナノ粒子)による急性炎症、修飾ウリジン置換型mRNAによるTreg細胞増加による免疫抑制、mRNAを取り込む事で抗原スパイクを産生後誘導される抗体による免疫抑制の三段階があると考えていたけど、Treg細胞増加による影響というのは、それほど無いのかもしれない。現実、ワクチン接種後暫くしてから、帯状疱疹等が発症したり、日和見感染症が発症したりが増加しているが、これらは免疫抑制の影響である。そして、その免疫抑制は誘導した抗体(IgG4)の影響が支配的なのであろう。

|

« マスクしないの? | トップページ | 下駄バイクとして望むのは、、、 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« マスクしないの? | トップページ | 下駄バイクとして望むのは、、、 »