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2023年3月 9日 (木)

ワクチンが本領発揮する期間は?

デジタル庁の全国ワクチン接種状況のグラフでは死亡者を含む場合、除く場合での接種数が出てくる。
3/8現在の接種済み者をカウントアップしてみる。
一回目接種:接種率は77.94%、一回目接種ピーク日は2021/7上旬
接種済9814万3532人、死亡者を除くと9581万7850人、死亡者数は232万5682人
二回目接種:接種率は77.48%、二回目接種ピーク日は2021/7末
接種済9756万7729人、死亡者を除くと9535万3364人、死亡者数は222万4356人
三回目接種:接種率は68.43%、三回目接種ピーク日は2022/2
接種済8616万5408人、死亡者を除くと8615万9547人、死亡者数は5861人
因みに、四回目接種以降は、死亡者数有無でのデータは出ていない。

三回目接種から一年以上が経過。一回目から三回目の接種者の内訳から言えば、高齢者率は三回目の方が高い。
死亡者数には、様々な死因が含まれているが、三回目接種後の死亡者数は5861人と非常に少ない。一回目、二回目以降では非常に多くの死亡者数を記録している。この差は驚く程の差である。接種者数自体は一、二回目接種で9500万、三回目で8600万である。その接種者の差と死者数の差には大きすぎる違いがある。

これは何を意味するか?

接種後の影響というのが接種一年後では現れず、接種一年半経過してから現れるという事なのだろうか?
2022年の秋以降の死亡者数の急増というのは一、二回目接種による影響(遅延性効果)によるものも多分に含まれているのではないか?三回目接種による影響は2023年の春~夏に表れてくるようにも見える。月別の死亡者数の増減は、ワクチン接種回数とも連動しているが、接種回数が少ない時でも死亡者数自体が対前年比で底上げされた形で増加している。今後は、接種回数に連動して生じる急性炎症による死亡者数と、接種後一年半経過して現れる遅延性効果による死亡者数が合算された形で死亡者数がカウントされていくのではないだろうか?

ワクチンの本領発揮期間というと、急性炎症を生じる接種直後から二週間程度と、免疫抑制による持病の悪化や日和見感染症の発症のような免疫抑制による遅延性効果が現れる接種後一年半以降というのが期間なのだろう。因みに、2022年の死亡者数は対前年同月比で減じた時が無いので、遅延性効果と呼ばれる免疫抑制は、もしかしたら永遠に接種者を悩ませる可能性がある。死亡者数の変化が対前年同月比で減少に転じる事があれば、それまでの期間がもしかしたら免疫抑制の期間と言えるかも知れない。ただ、現実は年に一回、二回を定期的に接種させていくので、免疫抑制の期間が限定的だとしても、それが何時までかは不明のままかもしれない。

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