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2023年3月10日 (金)

接種について平行線だが

ワクチン接種について推進派と中止派の意見は完全に平行線。国でも自治体でも、双方の主張は全く正反対。
まずは、平行線で議論が噛み合わない元々は、どんな事実が発端となっているかであるが、事実としては、ワクチン接種回数の変化と新規陽性者数の変化が連動し、死亡者数の変化もが連動している事。
この事実に対する双方の主張が180°正反対ということ。

推進派の主張は、陽性者数が増加したので、ワクチン接種を呼び掛け接種回数が増加した。しかし、それ以上に陽性者数が増加し、結果的に死亡者数も増加した。しかし、死亡者数が、この程度で抑えられたのはワクチン接種による効果であるというロジックである。

一方で中止派の主張は、ワクチン接種を呼び掛け接種回数が増加するのに併せて陽性者数が増加した。変異に伴い軽症にしかならなくなっているにも関わらず、死亡者数の漸増が止まらず急激な増加をしているのはワクチン接種による影響以外考えられないというロジックである。

一見、どちらの主張もそれらしく感じるが、どちらに矛盾を多く抱えているかというと、やはり、推進派の主張に無理が潜んでいる。そもそもワクチン接種の一回目、二回目、三回目、、、、というのは感染者増加の前に計画されていたもの。感染が始まって接種を開始していた訳ではないのである。特に三回目以降の接種では、接種が先行し感染が急増、そして死亡者数が急増という順に事態が生じている。この点だけでも、推進派の主張はワクチンが感染を予防しているという理屈が破綻している事が判る。
更に、三回目接種以降では、コロナで重症化していないにも死亡者数が激増しているが、この説明について推進派はコロナ風邪は軽いものの、それが原因で他の疾病を重症化させているというロジック。中止派はワクチン自体が免疫を低下させた事が原因というロジックである。
どちらの言い分も、聞く者にとっては、なるほどと思わせるように見えるかも知れないが、この主張には安全を司る者の主張としては、一方の主張か完全に間違っているのである。

それは、推進派の主張であり、こちらの主張の大前提は、ワクチンは100%安全なモノという大前提がベースにあり、ワクチンに対する疑念は一切受け付けないということが最大の誤りである。

そもそも、急造ワクチンであり、何が起こるかわからないもの。そうであれば、ワクチンの効果の可能性もあるが、逆にリスクの可能性も排除してはならない筈。そして、現状ではワクチンのリスクを疑わざるを得ない見方が生まれているのも事実。であるならば、コロナ流行初期の段階でワクチン接種を進めたのは仕方ないかも知れないが、二年目以降に生じた現実を考慮すれば、少なくとも四回目以降の接種については、ワクチンリスクを考慮して、一端立ち止まって検討を深めるというのが、本来の姿では無いだろうか?

急造のワクチンの否を一切認めないという、頑なで意固地な姿勢というのが最大の問題なのである。この意固地さは何処に原因があるか?という点に多くの人が気付き始めているが現状では無いだろうか?

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