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2023年3月18日 (土)

ZX-Rシリーズ

カワサキのZX-25R、ZX-4Rの新型のスペックが凄い。
25Rは45PSから48PSにアップ、ラムエア加圧時で46PSから49PSだそうだ。4Rについての詳細は不明だけど77PS、ラムエア加圧時で80PSだという。共にリッターあたり200PSを伺うパワースペックである。6Rで126PS、10Rで204(214)PSのリッターあたり出力に迫る勢い。
勿論、歴代の250cc、400ccと比較しても圧倒的なパワースペックを誇る。

こういう数字、見るだけでワクワクするもの。勿論、この数字が凄いけど、その数字通りに排気量越えの他の車種を上まわるものでは無いのは理解している。

それでも、この数字を叩き出すってのは驚愕モノ。馬力数値の大きさが動力性能の何に直結するかというか、所謂最高速度の部分。

そういう意味ではZX-4Rはツインエンジンが幅を利かせる650ccクラスのツインモデルよりも最高速では上まわるだろうし、同じくZX-25Rも400クラスのツインエンジンモデルの最高速を上まわる可能性が高い。

ただ、動力性能で最高速度を比較するのは、実際の使い勝手の部分では実利が薄いのも確か。使い勝手で有効なのは、トルクの絶対値、必要なトルク値を得られる回転域の広さという部分。そういう意味では例えば、650ccクラスはおろか、リッタークラスでも馬力が抑えられたモデルだと、トルクはアイドリング域から強烈。馬力はリッタークラスでも250ccなみ、しかし、そういうモデルのトルクは強烈でアイドリングスタートから加速、ギアホールドでの追い越し加速は強烈。自身、実際買うならこういう方だけど、スペックで最高速に異次元を感じるZXシリーズってのは、その存在だけで夢があるのも確か。

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