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2023年3月 7日 (火)

ワクチンの正体

ワクチンを四回受けていたら重症化予防効果が75%程度あり、これが第8波における重症数抑制に寄与したという話。因みに、ワクチンを二回受けていただけでも重症化予防効果が15%以上、三回で45%以上あったという話。
だから、これからもワクチンを受けましょうという話だそうだ。
なお、オミクロン株以降のコロナウイルスは中和抗体を回避して感染するので感染予防効果に大きな期待は出来ないが、前述のように重症化予防効果は相変わらず機能しているので、定期接種が望ましいとも。
なお、ワクチンの感染予防効果は、10週間(二か月半)程度持続するという報告も上がってきている。一方で、自然感染による感染予防効果は、10カ月以上、ほぼ1年程度持続するという報告も上がっている。

ところで、オミクロン株以降ではACE2受容体で感染するのではなく、粘膜における静電感染という非受容体感染が感染メカニズムであり、中和抗体を回避している訳ではないので、ワクチン自体の感染抑止機構とウイルスの感染機構がミスマッチしているの報告が現実を表している。そして、新型ワクチンでは修飾ウリジンを用いる事で体内に入った時の炎症を抑制する特徴を有しているが、これがTreg細胞の増殖による免疫抑制の効果であることが解明されており、この免疫抑制こそが、罹患しても症状を発しないという重症化予防効果であり、打てば打つほど、Treg細胞が増えて、様々疾患に対して無反応、Treg細胞を纏う事で生きながらえる事が出来る癌細胞が発見されること無く急激に進行するというリスクを招いている。

冒頭のワクチンを二回打っていれば15%以上の重症化予防効果があるということは、ワクチン二回目の接種から一年半たった現在でもワクチン効果が持続しているということであり、免疫抑制は相当に長期的に続くということを表している。ワクチン三回接種からは一年が経過、四回接種からは半年が経過している。これは、接種回数と免疫抑制効果というよりも、最終接種から免疫抑制がどの程度続くか?と考える方が自然ではないだろうか?
免疫抑制というのは、一年半経過しても続いてはいるが、この効果の減衰速度を見れば、最後に打って二年経過すれば、免疫抑制の効果は殆ど消えているかもしれない。となると、残りは産生され続けているかもしれないスパイクタンパク質による血栓症等に注意を払えば、何とかなるかもしれない。

ワクチンってのは、打って直後の急性炎症、そして打ってから二年弱は続くであろう免疫抑制による疾病症状の緩和効果がリアルな作用ということ。症状が発症してない変わりに、持病が気付かない内に進行したり、癌が発見されないままに進行してしまったりというリスクを負うというモノ。これがワクチンと人々が呼ぶ生体製剤の正体かもしれない。

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