大型バイクの死亡右直事故
右直事故で直進単車が跳ね飛ばされるという事故は珍しくない事故。
ただ右直事故でも原付二種、スクーターの絡む右直事故では死亡事故には至っていない事が多い一方で、ニュースになって死亡が報じられる右直事故での当事者バイクは、殆どが重量車。リッターバイク、特にリッターSSモデルが多い。
右直事故で死亡している原因、これは四輪車の無理な右折の強行というよりも、激突で死亡するような衝撃を受けてしまうような速度で走っている二輪の方に問題があると考えるべき。
ライダー死亡の右直事故の現場で転がっている単車は見るも無惨。跡形もなく砕けている事が殆ど。原形を留めていても、前輪は割れて、フォークは折れ曲がり、下手すればフレーム迄破断している事が殆ど。横っ腹に突っ込まれた四輪も、頑丈な筈なサイドシルが折れ曲がって車体中程迄単車が突き刺さっている状況も珍しくない。
結局、大型バイクの強烈な加速力によって市街地でも僅かな直線で高い速度迄出てしまうというか、出してしまうのが最大の原因。
出せる速度というのは、停まれる速度に留めるというのが大事。停まれもしない速度を機械の能力に任せて出してしまう、、、、愚か者以外の何者でもない。
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