踏み幅
今度の自転車では踏み幅、Qファクターにも配慮したい。それがフロントシングル化を志向する理由。何故か?というと、街乗り折り畳みの『やBICECO』に用いた軸長103mmのBBによるペダリングのし易さ。これによる体感の違いに気付いたから。
それを意識すると、シングルスピードのピストに乗っている時のペダルの回しやすさの大きな理由っていうのは、この踏み幅による影響が小さくないと思えてくる。
この踏み幅について気付いたのは、シート角の立ったピストのような自転車に限らず、西DAHONで作りだしたクランクフォワードな自転車でも踏み幅はタイトな方が力が逃げない感覚が得られた事。ペダリングによって膝関節の屈伸の際に、関節部分が真っ直ぐ方向に屈伸する方が膝の痛みを発するリスクが低いようだ。
これは、スイムで膝抜けで膝を痛めた状態でQファクターを変更してペダリングすると、タイトな状態で真っ直ぐに屈伸させると膝に違和感は発生しないけど、Qファクターを拡げると微妙にくすぐったい感覚が生まれる。この違いは長時間のペダリングできっと現れてくるものと考えられる。
兎に角多段を目指すならフロント多段化は譲れないかも知れないが、身体への負担を最小限という実用車コンセプトなら、ギアは必要最小限、車体は人に優しくというのを守りたい。そういう意味でQファクターは小さい方が望ましい、、、、今は、そう思う。
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