« オートバックスのタイヤ | トップページ | 穴あきディスクの装着 »

2023年6月19日 (月)

CX用で交換するフロントフォーク

さてさて、長い間懸案だったCXのフロント周りの交換作業を行いますが、先ずは、フロントフォークについて。
1993年から稼働を始めたCXですが、当初はノーマルのφ37mmのフォークです。こちらは、片側のみにANDFであるTRACが装備されたモノですが、これは2003年迄使いました。2003年には大規模なカスタムを行いました。この時、フロントフォークはCB750FC用を装着しまいた。この際、アンダーブラケット、トップブリッジはCB750FC用、ライトステー類はCB1100FD用、ハンドルはVF750F用をチョイスしています。なお、フレームヘッドパイプ長が大きく異なるので、下側ベアリングレースの下に厚さ6mmのカラーを入れて長さ調整を行っています。
さて、CB750FCのフロントフォークですが、インナーチューブには硬質クロームメッキを施す再メッキを行いました。変更点はスプリングにホワイトパワー製を入れたくらい。フォークオイルは10番を用いています。
因みに、CB750FC用のインナーチューブはφ39mm×l=644mmというものです。
ただ、この状態を組み付けると若干車高が低くなったような感じ、、、、まぁ、使用上に問題は感じなかったので、このまま使っていました。

しかし、2018年頃、トップチューブとアンダーブラケットの間でメッキの割れが見付かりました。そこで、フォークのOHを検討することにしました。

どのみち、インナーチューブの再メッキか交換が必要です。ということで交換用フォークの調達作業を開始。
2018年の段階で、再メッキ済みのCB1100F(US)用フォークインナーチューブ、それからオイルシール、ダストカバー、フォークアウター、インナーロッド類を調達します。ただ、、、CB1100F用インナーチューブはCB750FC用に較べると35mm程度短く、バーハン化が必須ということが判ります。
ところで、フォークアウターはCB1100F用を使う予定ですので、これに装着出来るスタビライザーも探します。パーツとしてはCB1100F、CBX750F、VF750F用が選べますが、CBX750F用が900円で入手できました。
その後、TRACが嫌なのでTRACレスも考えてCBX1000用フォークを探しますが、国内では暴騰しているので手が出せません。海外でリーズナブルに見付かったのですが、残念ながら航空輸送が出来ないので入手できません。この交渉を数ヶ月行ったのですがダメでした。
結局、CB1100F用を使うことを決断。バーハン化に備えてLSL製バーハン化キットも入手しましたが、セパハン仕様で行くと決め、一番安価なフォークジョイントを調達します。
結局、最初に入手したCB1100F用フォークにフォークジョイントを組み込んで使います。
まぁ、完全分解状態から消耗品を新品に交換しての組み付けですのでヨシとしましょう。

選んだのはCB1100F用のフロントフォークですが、CB750FC用との違いもあります。メーターギア固定用爪の厚さがCB750FCでは6mm、CB1100Fでは7mmですので、少し削ってやる必要があります。他には、エアバランスホースがCB750FC用はトップキャップでホース接続ですが、CB1100F用はインナーチューブに穴が開いていてそこをパイプで接続する構造です。今回は、穴にネジを切ってビスで塞いで殺しています。将来的にはCB750FC用のインナーチューブで対応する予定です。

|

« オートバックスのタイヤ | トップページ | 穴あきディスクの装着 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« オートバックスのタイヤ | トップページ | 穴あきディスクの装着 »