手作りスタビライザー
単車のフォークスタビライザー、結構好きなパーツだけど、アウターチューブトップ部をクランプして固定するスタビライザーは好きじゃない。
ダストシール、オイルシールの取り付け部に外から圧力を加える構造自体が好きじゃないからだ。
今は違うかも知れないけど、この後付けスタビライザーが流行したのは、レプリカブームの直前の時代。Z400FXとかRZ250とか、あの辺りで峠を走るバイク用に売られたのが最初だろう。
自身も付けていたけど、あれ、強く締めすぎるとオイルシールに変な応力を掛けた状態となってオイルシール抜けが早まったりする。
その後、レプリカバイクでは、フォークアウターにボルトオン固定するフォークスタビライザープレートが一般的となる。このプレートにフェンダーを固定する構造がスタンダードである。RZ250RR以降、スズキのRG250ガンマ以降は、これが標準。そうなってからは、後付けスタビライザーは少なくなっていった。
で、自身が最初に装着したのはRG400ガンマだ。これに10mm厚のジュラルミンの切れ端をゲットしたので、21歳の頃、ガリガリと手作業で切り出して製作。純正の薄板のスタビライザーの下側に重ねて装着したのが最初。仕上げは超雑だけど、35年以上前の手作り品ということで、未だに使っている。綺麗に整えても良いけど、当時のまんまだ。
そして、35年の時を経て、今度はBT用にステンレス製のフォークブレイズを手作り。
これも仕上げは雑だけど、フェンダーの裏だから見えないので仕上げは程々で、バリ取り程度。これでもヨシ。
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