80年代のバイクとライダー
ふと思った。80年代半ばのレプリカブームの時代、あの頃のライダーと今時のライダーを較べると、あの頃のライダーの方が凄かったような気が、、、、
1985年以前のバイク、全てバイアスタイヤ。幅は広くても120mm幅のタイヤ。多かったのは、リアで120/80-18ってサイズ。これに今から見れば、重くて剛性も無さそうなフレーム、、、ブレーキも今一、、、、そんな車体で、バリバリの膝擦りでカッ飛ぶライダーが多かった。
現代のバイクと較べるとグリップ力は雲泥の差だろう。
凄いというか、命知らずというか、、、、そんな印象。
ただ、その時代を過ごしていて思い出すのは、あの時代においても、峠で全開なんて出来なかったように思う。バリバリフルバンクで走っていても怖くも何とも無かったのも事実。
当時のレベルで、道の限界より単車の限界が上回っていた。
そう考えれば、今のバイクという機材は、道の限界と較べればオーバークオリティなのは間違いなさそう、、、、
そして興味深いのは現代においても旧車に乗っても不満も感じないということ。
もしかしたら、一般公道を走るレベルなら、単車なんて、何でも一緒かも知れない。
クローズドコースを走れば差は大きいのかも知れないけど、一般道だったら、どれ乗っても一緒なんだろうなぁ、、、、一般道で、昔の単車で、あれだけカッ飛ぶ人が多かったというのは、誰でもカッ飛べるということ。
まぁ、昔の人が凄いのではなく、単車の性能は80年代時点で道路の限界を凌駕していたと考えるのが自然なんだろうなぁ、、、
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