手曲げ
単車、自転車のパーツ、ワンオフ製作する時、必ずしもアルミ材の切り出し、削り出しで作るとは限らない。
薄肉で高強度を求める時はステンレス板を使う事が多い。
ただ、ステンレス板を使って複雑な形を作るのは簡単じゃない。
基本は、型紙を作って、大凡の形を作る。これをステンレスで作る。万力、ハンマーを駆使して手曲げである。万力で固定してハンマーで殴って形を作る。板金作業だ。小さな形状は板金で作り、大きな形状は手曲げで作る。腕力勝負だ。
アルミ板を板金する時は簡単だけど、ステンレス板の板金は大変。強度が圧倒的に強いからだ。
プロテクター部品だとアルミ材を使うけど、補強材とか台座とか強度が要求される場合はステンレス板を使う。自転車部品の場合は2mm厚、単車部品の場合は3mm厚の板材を使う。
この板金作業、結構大変だけど、結構楽しい。
型紙は正確に作るけど、実際の作業は手作業、、、、同じモノが二個作れる、、、とは限らない。
過去の最高傑作品は、オ・モイヨWWのFメカ台座。あれ、かなりの逸品。二度と作りたくないけど、、、、
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