剥き出しタイヤ
これがカッコイイ的な風潮なのだろうか?
振り返れば、1980年代、峠に集まるバイクの多くが、ナンバーを少し折り曲げて上向きにしていた。その後、ナンバーホルダーが付いたリアフェンダーがカットされるようになり、その次は、リアフェンダーを取っ払ってナンバープレートをエーモン等の汎用ステーで上向きに取り付けるのがトレンドとなる。そして、1990年代には、それを商品化したフェンダーレスキットが人気カスタムパーツになる。
こうして得られたデザインというのは、リアタイヤが露出した形。
その後、足周り改でケツ上げが流行り、さらにリアタイヤの露出が加速する。
そして2010年代以降、単車のデザインは腰高、前のめり、ショートシートでリアタイヤが激しく露出する形になる。
2010年代後半になると、純正で申し訳程度に装着されていたリアフェンダーが姿を消す。そのリアフェンダーはスイングアームマウントとなって、より目立たない存在になる。結果、ショートシート、ケツ上げデザインが強調されて、一段とリアタイヤが目立つような形。
これが現代の格好良さの表現かもしれないが、個人的には全く格好良く見えない。リアタイヤが露出する程に、路面からの跳ね上げが顕著になっている筈、、、、どうも好きじゃない。
特に、スイングアームマウントのフェンダー、ナンバーホルダー、、、、あれ、サスペンションの作動性を考えるとメリットは一つもない。形だけのデメリットだらけ、、、あれが人気なのは解せない。
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