3mm厚ステンレス板で製作
さて、実際にBT1100用フェンダーブレイズを製作する事に。
先ずは取り付け部の形状を計測。フロントフォークアウターチューブの取り付け部のスパンは160mm弱、取り付け部から80mm程真っ直ぐに立ち上がって、そこからRを描く形状。
チョイスしたのは3mm厚のステンレスプレート。型紙から判断するとアウターチューブ取り付け穴からフェンダーの内側に沿って反対側の取り付け穴迄の距離は310mm、取付穴のピッチは80mmである。
このベースのステンレス板は切り売りしてくれるモノをネット注文。長さ340mm、幅100mmのサイズでオーダー。切り出したステンレス板は840円也。
これに、取り付け穴を空けて、後は型紙に合わせてプレートを曲げていく。
ただ、、、、3mm厚のステンレス板、かなり頑丈。手曲げで曲げようにも曲がらない。
万力で部分的にクランプしながら曲げていく作業を行うのだけど、これがとっても大変。
幅100mmで作ると、頑丈すぎるし、フェンダートップ部でフェンダーと干渉するのでブレイズのタイヤ外周部近辺をカットする必要がある。
まぁ、カットはサンダーで行えば良かろう。
以前、オ・モイヨWWでフェンダーマウントを作った時は2mm厚のステンレス板を基本で作ってたから作業はし易かったけど、今度の板は3mm厚、幅もずっと広い。万力で固定して全体重を掛けても曲がらない。勿論、ハンマーで板金的に曲げるのも簡単じゃない。
幅100mmを曲げるのではなく、20mm程度ずつ少しずつ曲げて全体が真っ直ぐ曲がるように作業する。或る意味、職人芸的な作業。
一応、プレートを曲げて製作したので、今度は、フェンダーと現物併せして干渉部位を見付けてカッティングの作業を行う予定。
今日はここ迄。
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