回想、トラッカーモデル
コレ系を最初に買ったのがKS-1。トラッカーというよりもスーパーバイカーズミニというキャッチフレーズのモデル。これは倉庫の肥やしとなっていたAE80と併せて80cc化して遊ぶのが目的で購入した一台。このバイクをチョイスしたのは、高校生の頃、トライアル車、オフ車で知った、後輪をスライドさせて遊ぶため。ただ、如何せんサイズが小さすぎて、もう少し本格的に遊びたいということでチョイスしたのが、現役当時不人気で投げ売り状態だった初代FTR250。これは純正状態で強制開閉式のPJキャブレターを装備した250ccシングルエンジンを搭載したモデル。自身は程度極上の中古を全部込みで20万円で購入。タイヤの銘柄は忘れたけどTT277GPだったような記憶もある。
FTR250の最大の楽しさは低い車体、幅広の抑えの効くハンドル、それから抜群のレスポンスを誇りピックアップの鋭いエンジン。それまで小型2ストローク車メインで、ダートでスライドさせるには十分楽しかったけど、アスファルトでのスライドとなると絶対的なパワーが十分でなくスライド状態を長時間維持させるのが簡単で無かったのが、FTRでは比較的簡単にスライド状態を維持してコントロールしやすかったのが記憶に鮮明に残っている。
こういう時の車体のコントローラビリティに必要なのはスロットルレスポンス、、、、そう思ったのはFTRが切っ掛け。そして、FTRのレスポンスの鍵はキャブレター、それ以来、ずっと信じている。同時期に乗っていたZ250FSでは同じ250シングルでも、そんなレスポンスは持っていない。アクセルを開けて暫くしてブーンと回転が上がってくる感じ。
キャブの威力を確信したのは、Z250FSを止めてCB125JXに乗り換えて、175cc化した上でキャブレターをVM26に交換した時。この時のレスポンスはFTRに勝るとも劣らないモノ。これが超楽しかったのを覚えている。
| 固定リンク
コメント