MX-30 Rotary-EVの次は?
登場したけど、ネット上では厳しい意見が並んでいる。ハイブリッド燃費が15.4km/Lだと、出す意味が無い、、、、
ただ、この車、現実に満充電+燃料満タンで燃料が空になるまで走り続けるなんて使い方はしない。そういう使い方をするなら、確かに、この車に魅力は無い。
実際に対象としているユーザーってのは、自宅で毎日充電するユーザーが対象。
そういうユーザーにとっては、17.8kWhの電池で107km、実際には100km程度の一日あたりの走行距離ならコストは電気代だけだ。1kWhが30円とすると、満充電で534円だ。100kmを500円で走行する。これをガソリン換算すると、ガソリン単価を180円/Lとして2.8L相当だ。つまり、EV走行だと100÷2.7≒37km/L程度ということ。
これに往復で300km程度の遠出をしたとして、HV走行は200kmだ。これを15.4km/Lで走ると使用燃料は13Lである。つまり、ガソリン換算で300km走ったとすればガソリン相当量で2.7L+13Lだから16Lということ。これだと燃費は19km/L程度になる。300km/dayのドライブをしたとして燃費は19km/L。これなら悪くない。普通に考えられる200km/dayのドライブだと、HV走行は100kmだから使用燃料は6.5Lだからガソリン換算で2.7L+6.5L=9.2Lであり燃費換算で22km/Lだ。つまり、現実的な使い方を考えれば、1日100km以下なら普通にEVである。そして、一日で走りうる最長距離で300km程度の範囲なら燃費はガソリン相当で19km/Lということ。これなら全然悪くないように思う。
ましてや、毎日300km走るなんて有り得ない。殆どが100km以下である。そうならば実は十分競争力があるのでは?この車、せめて300万円台で出していれば、、、、
このパッケージ、バッテリー量を更に減らして10kwh程度にして、コンパクトな車体で重量を1500kg未満に抑える事が出来れば、一日走行距離が50km以内の使い方ならEVと同じを提案出来るのでは?マツダ3、或いは次期マツダ2でバッテリーを減らして登場する可能性、あるかもしれない。
取り敢えずMX-30で実用試験をするみたいなもんだろうか?
このエンジン、2ローター、3ローター化して発電機とモーターをクラッチ接続、そして縦置きにしたら、今のラージ系FRプラットフォームにも搭載出来そうだけど、どうなんだろうね?
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