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2023年10月24日 (火)

CB750F

カワサキ好き、2ストローク好きの自分だけど、自身の単車歴を数える時間の中で、新車で販売されていた車両全ての中で、最も優れた美しいモデルは何か?というと、個人の主観に過ぎないけど、CB750F、通所エフだと思う。

その時代の名車といえば、Z750Four、Z750FX、カタナ等々の重量車、中型車のZ400FX、CBX400F等々色んなモデルがある。その後のレプリカブームでも時代を彩るカッコイイモデルも少なく無いし、現代のネオクラ系モデル、SSモデル等々多くのモデルがあるけれど、何れのモデルもエフを始めて見た時のインパクトを超えるモノは一台もない。

多くの装備が新鮮かつ高級感に溢れ、デザインも斬新。インテグレーテッド・ストリームラインという言葉で表されるように、タンク、サイドカバー、テールカウルが一体的にデザインされた初めての市販車。ジュラ鍛製のセパレートハンドル、ステップ類、高級感溢れるメーターパネル、マフラーの造形も、それまでのデザインと異なり、サイレンサー部分で折り返された形状、、、そして、そういった外装、装備に負けない高級感溢れるエンジンの造形、、、、どこを見ても、それ以前のモデルとは一線を画すデザイン。このデザインは、後のモデルに多大な影響を与えているけど、このモデルのデザインインパクトを超えるモデルは、自分的には存在していないと思う。

外装デザインの細部も、程良いプレスラインと流れるような面構成。後のCBX400Fよりも遙かにカッコイイし、弟分のCB400N/Dよりもバランス面で遙かに優れている。
2020年頃に提案されたネオクラコンセプトのCB-Fは、エッジが強すぎて劣化コピーにしか見えない。

エフはCB750FZとして登場、翌年FA、更にFBと進化し、FCとなって完成形となっているけど、何れのモデルもカッコイイ。細部は異なっていても外装とエンジンは共通。この外装とエンジンの絶妙のバランス感、これが良いのだろう。

ただ、不思議なのは、同時代のカタナ、Z程の人気が無い事。個人的には、エフ最強だと思う。

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