ギボシの圧着
単車、古くなったら電気系統の不調も問題となる。
配線自体の劣化もあるけど、それより多いのが配線接合部の導通不良。
ギボシの接続部の導通不良が原因の事も少なく無い。
そんな時、ギボシの交換を行うけど、配線の被覆を剥いて圧着部に差し込む時、単純に剥いて差し込むのでなく、長めに配線を露出させて配線を折り曲げた上で差し込んで圧着すると圧着後に抜け落ちるのを防止出来る。これも一つの策だけど、より確実なのは、圧着後にハンダでしっかり接着してしまう事。
手間が掛かるけど、一度やれば暫く安心なので、車両が古い程お奨め。
後は、アクセサリー装着とか、電気系統改造で用いられる事の多いエレクトロタップ、あれも配線を傷めがちで古くなると元配線を断線させることもある。
エレクトロタップを使うくらいなら、分岐部の被覆を剥いて分岐配線をハンダ付けで固定する方が安心。元配線を加工するのが嫌だったら、途中の接続部に分岐コネクターを割り込ませて使うのが良い。
電気配線、手間を省略する程、何某かの欠点を抱える事が多い。手間を掛ければ掛ける程、安心。
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