ブレーキピストンの戻り不良
単車に乗って時折困るのが、ディスクブレーキのキャリパーピストンの戻り不良によるブレーキが掛かりっぱなしの状態。
そうなると、違和感を感じるので直ぐに判る。出先でそうなると、取り敢えずはブレーキロッドを調整してピストンが送られるような状態を回避するしかないけど、それを行ったから大丈夫ではない。パッドがローターと接触しているので温度が上昇しフルードが膨脹する。すると、パッドが送られて更に接触の度合いが強まり、引き吊り状態が加速する、、、
原因は、キャリパーピストンの作動不良が原因。問題解消には、キャリパーを分解してピストンをクリーニングするしかない。まぁ、簡易的には分解迄は行わず、パッドを外してピストンを出せるだけだしてピストンの摺動面をしっかりクリーニングして組み付けるだけでも対処可能な場合もある。
このキャリパーピストンの戻り不良によるトラブル、過去を振り返ると、今のBT1100、過去にはRZV500Rのリア、RZ350Rのリアでしか経験していない。そして、それらのリアキャリパー、、、、思い起こせば、皆同じ形。あのキャリパー、ブレーキピストンの作動不良を来しやすいのかも知れない。
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