荷箱とトップケース比較
BT1100のベンチュラフラットラック、これに荷箱とトップケースの二種類を搭載可能とした。
因みに、フラットラックの耐荷重は5kgである。5kgというのは非常に小さい印象。
これに対して、スチール荷箱の重量は5kg、トップケースの重量は2.2kg程。スチール荷箱の場合、荷箱自体で耐荷重になるので、スペック上はモノを入れられない、、、
こういう問題に対してフラットラックにキャリア面下部に荷重を支えるサポートを追加。サポートは車体の強固な部分に真上から荷重を支える構造。これで耐荷重はいくらか高まっている仕様。
それで、荷箱、トップケースを装着して走ってみての感想。
スチール荷箱の場合、フラットなアスファルトでは全く問題無いけど、小さな段差のあるアスファルト、古い舗装路を走るとミラー越しに荷箱が小刻みに振動しているのが確認できる。このスチール荷箱、短距離短時間、決まったコースでの使用なら大丈夫かも知れないが、長時間の走行、未知の道を走るのはちょっと心配。路面振動が増幅して荷箱が見た目にも振動している感が強い。大きな重量物の振動というのは、気持ちよいモノではない。
一方で、軽量なトップケースの場合、ミラー越しにトップケースが振動している様子は感じられない。大きなギャップを通過しても振れは一度きり。安心感が全く違う。ノーマルのキャリア耐荷重5kgに対して、半分のケース重量だから強度的にも安心。更に、サポートを追加しているので、ケース内に2~3kg程度の荷物を入れても安心。
結論として、補強を加えたけどベンチュラのフラットラックに箱を装着して使う場合、あまり大きなボックス、重たいボックスは止めておく方が正解。中型樹脂製トップケース位に留めておくのが良さそう。
因みに、AV50にも小型のケースを付けているけど、走行時路面の段差で箱が振動しているのが良く判る。箱の装着はキャリアの構造を良く考えて行うことが大事っぽい。
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