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2023年11月23日 (木)

トップケースのベースプレートとの固定追加

この度、BT用に調達したトップケース、ユーロヤマハの旧モデル。
形は直方体に近い形状で良いけど、難点が一つ。
それは、ベースプレートとトップケースの固定がプラスチックの爪によるロック機構のみ。このロック機構はトップケースの開閉用のキーと非連動。
つまり、トップケースの開閉はロックが効くけど、ケースとベースプレートにはキー施錠は効かない。つまり、鍵無しでトップケースはベースプレートから取り外せる。
これはちょっと宜しくない。

まぁ、ケースだけ持っていく人はいないのだろうけど、それ以上に、ベースプレートとトップケースの固定が簡単なロックだけで固定しているという構造が、走行時の落下を招かないか?と心配。

ということで、トップケースとベースプレートをネジで固定出来るように改造。

よく見ると、ベースプレートのセンター位置にはφ30の穴がある。この穴の部分にM8のナットがベースプレート上に面一になるように固定。固定はフラットバーに長さ調整した長ナットを溶接。フラットバー自体はベースプレートの裏側にM6のネジ4本で固定する。

トップケース底面のセンター位置にφ8の穴を開けて、トップケースの内側からM8ネジで固定する方法。M8のネジはハンドル部を工具無しで扱えるチェンジノブという製品を使う。こうすれば、トップケースを開けて内側のネジを外さない限りケースは取り外せない。ネジは一本だけどM8だから結構頑丈。

重量増は最低限。これで、走行中にトップケースがベースプレートからプラスチック爪のロックがリリースして落下するリスクは解消。

プラスチック爪だけでトップケースを固定する構造が、通常のトップケースのデフォルトだけど、一箇所の爪だけで荷物を固定する。爪の材質がプラスチック、、、、キャリアがオーバーハングで常に振動と歪みが繰り返されるトップケースを固定するには信頼性が無さ過ぎる。SHADのトップケースではトップケースの開閉キーでプラスチック爪も固定されるらけど、プラスチック爪で固定する構造自体が今一。ネットで検索すると、トップケースが走行中に落下というトラブルは少なく無いみたい。そんなリスキーな装備は付けられない。付けるなら落下を確実に防止するインターロックが必要。

ところで、ナットを工具無しで回す事が出来る製品、チェンジノブはお奨め。六角ボルトの頭に樹脂製スターハンドルが固定出来る構造。M6用、M8用がホームセンターで売っている。120円程。ベースプレート部に取り付けるM8長ナットが90円。コストは210円である。フラットバーは家にある残り物。これにφ5の穴を4つ、φ8.5の穴を一つ。φ5の穴にタップでM6のネジを切って、φ8.5の穴に長さ調整したM8長ナットを固定してフラットバーと溶接するだけ。

これで、ツーリングの際には装着して土産物入れとして活用出来ると思う。

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