« 最近の車の話題 | トップページ | 今時のモデルで »

2023年12月29日 (金)

値付けに思う。

単車を買う。新車、中古車、絶版車、、、、対象には色んな呼び方があるけど、この違いは何か?
新車というと、文字通りの新車。価格は固定。何時でも買えるモノ。
では、中古車、絶版車というと何が違うか?
厳密に言えば、メーカー出荷後に一度登録した車両は全て中古車。ただ、登録だけして使われていないモノ、これが新古車。それ以外、登録されて使われたモノは全て中古車。そして、中古車には二通り。一つは新車でも入手可能な中古車と、新車としての発売が終わった中古車。新車としての発売が終わったモノは基本全て絶版車といってよい。

しかし、上述した中古車、絶版車の括りで、生産終了モデルの中古車を全て絶版車という訳ではない。上述でいう絶版車というと、生産終了のモデルであっても特に希少で、特に希少価値分がプレミア価格として載せられているようなモデルの事を言う場合が多い。

で、愛車選びのターゲットとして考えると、どの範囲がターゲットか?というと、自分の場合、新車、新古車、中古車迄かな?と思う今日この頃。最後に説明したような絶版車、つまり、生産終了モデルの中古車の中でも、希少価値として望外な価格設定が為されたモノは、如何に欲しいモデルといっても購入対象としては為り得ない。特に、その値付けが市場における表示価格であまりにも幅広く、相場形成が為されていないような場合には、どんなに欲しい車両でも見送るパターンとなる。希少価値を反映した価格であっても、その価格が市場で広く認識されて相場形成されているのであれば納得しない訳ではないが、絶版で希少性が高くとも、その価格の幅が広すぎている場合、特に価格帯が高すぎるモノについては選ぶということは無い。
生産終了の絶版モデルで市場における相場が形成されず値付け幅が広い車両の特徴というのは、絶版ではあるが、その人気が低いモノに、その傾向が強い。人気が高いものは多くの場合は相場形成されている。

希少性が高いモデルというと生産終了からの経過年数が長いモノが多く、高価なら機械として安心という訳ではない。維持を考えると、消耗品の入手性等を考えると、なかなか難しいモノ。

そんな訳で自身が選ぶ車両というのは、結果として新車か、生産終了からの年数が浅い中古車というのが殆ど。持っている愛車が、絶版車カテゴリーのモデルもあるけど、結果として絶版車となっただけ。元々、新車で購入したものが、いつの間にか絶版車となっているパターン。

単車というと、基本は工業製品。工業製品が安心して使える条件というのは、基本、新しいこと。これが大事。新しいモノが使う時間に比例して古くなる。その時間を経験しているから維持出来るとも言える。近年、旧車に目移りしたけど、冷静に考えると、2020年以降で購入するなら、どんなに古くても2000年代以降、出来れば2010年以降の車両を選ぶというのが、リーズナブルで安心な二輪ライフを送る上での条件と言える。2020年以降で1980年代車両というと、30~40年落ち、冷静に考えると、今のCXを維持している時の懸念や不安といったリスク以上のリスクを背負って付き合うということになる。やっぱり不安。

|

« 最近の車の話題 | トップページ | 今時のモデルで »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 最近の車の話題 | トップページ | 今時のモデルで »