前傾エンジン、前向エンジン
読み方について怪しい。前傾エンジン、直立エンジンかもしれない。
まぁ、シリンダーヘッドがどういう向きか?という事で選んだ言葉。
直立エンジンというと、WとかCB450とかシリンダーが地面に対して垂直、シリンダーヘッドが真上を向いたエンジンとすると、、、、
前傾エンジンというのは、シリンダーが前に傾いたエンジン。一般のエンジンの多くのエンジンだろうか?
前向エンジンというのは効いたことはないけど、シリンダーが水平近くに傾いたエンジン。カブのようなエンジンでシリンダーヘッドが前向きのエンジンとしてみた。
まぁ、このエンジンも前傾エンジンと言われる事が多いし、横型エンジンと呼ばれる事もあるようだけど、横型エンジンというとクランクシャフトは進行方向に対して横向きのエンジンという意味が強いので、どちらかというと水平エンジンの方がイメージしやすい。
それは兎も角、クランク軸横置きエンジンでは、シリンダーの角度によって大きく2パターンである。前傾か前向か?で分けて良いだおる。ただ、前向エンジンがラインナップされているのは原付二種以下の排気量。それ以上となるとエンジン自体が大きくなるので、前向レイアウトとすると車体が伸びすぎるので採用されていない。
原付二種を次期愛車候補として考えているけど、前傾か?前向か?というのは結構迷いどころ。前向の場合、高さが低く抑えられるのがメリットで、車体がコンパクトなモデルが多い。前傾の場合は、普通の形で排気量の割りに車体がコンパクトでは無いのが特徴だが、扱う上での適切な車体サイズが得られるというのがメリット。
パフォーマンス上の差が生まれるとは思いづらいが、どちらを選ぶか?というのは、用途でチョイノリか?或いは、実用か?という違いかもしれない。チョイノリというと、低床コンパクトさ優先。となると前向エンジン。実用というと疲れない姿勢、つまりゆったりとした乗車姿勢ということで車格を作りやすい前傾エンジンということだろう。
そうして見ると、前傾エンジンのモデル、前向エンジンのモデルのキャラクターがそういう風に使い分けられているのが見て取れる。
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