じっくり観察、これが一番。
自転車、単車のカスタムで大事なのは、焦らず作業すること。
単純なパーツ交換なら関係無いけど、何らかの加工、或いは、ワンオフパーツの作成が前提のカスタムを行うのであれば、どんな形が理想か?というのをしっかり考える必要がある。
その上で、どんなモノが必要か?どんな加工が必要か?どういう方法が失敗が無いか?とか、純正パーツを加工する場合、予備の純正パーツを確保して行うべきか?、パーツを製作する場合、自分で作るか?、外注に出すか?等々を多方面から考えて作業のシュミレーションを重ねて行うのが望ましい。
何でもかんでも準備万端、、、といって色んなものを揃えすぎても無用にコストが膨らむだけだから、それも止す方が良い。
必要なモノが出来るかどうか?加工出来るかどうか?は、簡単な型紙を作って完成イメージを確認しながら作業する事が大事。
これまで作成してきて納得のパーツといえば、、、、先ずは、ガンマのクレバーウルフ用シングルシートと組み合わせて使えるタンデムシート。スチールフレーム、スチールベース、それにウレタン、レザーを組み合わせて製作。スガヤのチャンバーに装着しているR1-Zサイレンサーアダプターと取付バンド。もはや定番化しているけどホイール交換用カラーの類は昭和の頃に製作したもの。AR125SだったらKR250用カウル取付アタッチメントの製作、CXではターボ用スイングアーム取付ピポットアダプター、CB750FC三つ又インストールアダプター、ヘッドライトステー、BT1100のアルミ製ヘッドライトインナーステー、ステンレス製フェンダーブレイズ、ベンチュラキャリアの耐荷重アップサポート二種等々だ。これらのパーツは、全て自作パーツ。ステンレス素材、アルミ素材の場合、切断、切削、板金で基本は自前。鉄製の場合、切断、切削、板金に加え溶接迄自前。自転車だとFメカマウントを各種製作しているけど、レ・マイヨWのフロントメカアダプターは自分的には芸術品だと思っている。車だと、リレーを使ったテール四灯化システムを作って装着したり、、、
これらのパーツは加工対象を取り外し、毎夜毎夜眺めて、スケッチしてデザイン、作図、型紙製作を繰り返しての作業。
こういう作業で一番大事なのは、じっくり観察すること。一番古い作業で30年以上前の作品だけど、今同じ事をしても、多分、同じ方法を取ると思えるモノばかり。やっぱり、カスタムの基本は観察である。
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