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2024年1月22日 (月)

2ストローク125cc

一つの完成形は?といえば、NF13型RG125ガンマだろうか?
一見、250ccのVJ22型ガンマにそっくりのモデル。
立派なフルカウル、ワイドタイヤ対応の足周り、、、、サーキット走行なら、これしかない、、、理解出来るけど、コレ系に乗ってみて思ったのが、これじゃない感、、、

そう、最終期の125ccレプリカというのは、エンジンは所詮125ccのままで、車体が立派すぎて、ハッキリ言って完全に重たいのである。

乗っての印象、これでは250ccレプリカのコストダウン版にしか過ぎないというのが強い印象。車体の方向性は250ccレプリカながら、パワーは少なく、車体は廉価構成という事で序列としてみればコストダウン版にしか感じない。

そう思って、過去に経験した125ccレプリカを回想すれば、TZR125の方が遙かに魅力的。まぁ、サーキット限定なら太いタイヤで高いグリップ力による旋回速度の高さが魅力となろうけど、250ccレプリカと同じベクトルの低性能版という立ち位置は変わらない。

それとは異なり、250ccレプリカとは狙う速度次元が違う、そしてクラスならではの軽さを活かした存在の方が125ccレプリカの存在感を唯一無二にしているように思う。90年代レプリカであるNF13型ガンマだと車重は130kg級、しかし80年代レプリカのRZ125から始まりTZR125迄の世代はアンダー100kg級である。同程度のパワーユニットで30kgの重量差、それから軽い車体に合わせた細身のタイヤ等の構成がもたらす軽快感は、存在として250ccレプリカの廉価版という位置から完全に独立しているのが判る。

そう、走るステージを変えれば250ccレプリカを上回れるのが80年代仕様の125ccレプリカの個性なのである。125ccレプリカで最強の存在といえば、熟成を進めたTZR125では無いだろうか?96kgという最軽量を誇ったNF11型ガンマも魅力だけど、トータルで考えるとTZR125というのは非常に魅力的な存在と言える。自身はカワサキ派だから、AR125推しだけど、80年代の125ccレプリカというのは、2ストロークレプリカの中でも、個性が明確な存在と言える。

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