油圧パワステ
我が愛車選びで、絶対条件ってのが3ペダルのMT(マニュアルトランスミッション)ということ。それ以外といえば、パワステについて。出来れば、電動パワステは止めたいというところ。大昔、軽四、たしかアルト辺りで初登場したのが電動パワステ。その後、普通車では、アコード/トルネオ辺りだった筈。
アコード/トルネオでは電動パワステの重さが調節出来るダイヤルが付いていて、最初はスゲェ!って思ったけど、軽四、トルネオを乗る度に、少しずつ違和感を感じることに、、、、どんな違和感か?というと、普通にハンドル操作をしている時は殆ど気にならないのだけど、ジワッと動かす時の違和感。真っ直ぐ走っている時の修正蛇的な操作、大きなコーナーで蛇角調整する時、そんな時のハンドルを握って、その握力を開放した時に戻ろうとする復元性の部分。ハンドルを切る操作ではなく、ハンドルを保持する力の加減で復元させようとした時に復元しない違和感。これがどうにも引っ掛かっていたもの。
個人的にはステアリング操作でクイックではないけど操作に疲れなかったのは、過去に乗っていたエスクードノマド(V6、DT)だ。これは、ボールナット式+油圧パワステだったけど、これが一番。
そんな訳で2001年頃に買おうとした車では、当時既に少数派だった油圧パワステのエリオをチョイス。これ油圧パワステどころか、小蛇角ではパワステ自体が殺されるプロポーショニングバルブ付きの油圧パワステ。ハンドルは重めだったけど、轍、蛇角からの復元性がとても自然。次、2010年に選んだプロボックスも既に皆無といえる油圧パワステ車。ハンドル操作の感覚はエリオに近く、とても操作しやすいもの。プロボックス購入後は代車で、デミオ、アクア、パッソ等々に乗ることもあったけど、不自然に軽く、操舵復元力の無さでとても乗りにくい印象、、、、
そんな訳で、今更だけど、油圧パワステ車、やっぱり好みだ。まぁ、最新の電動パワステは相当に進化しているんだろうけど、個人的には、この電動化っていうのが実は嫌いなトレンドである。
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