センターウィッシュボーン
聞く事の無い言葉だけど、これは初代エスクードのリアサスペンションの形式名称。
エスクードを買う際に、カタログを眺めていて印象に残ったメカニズム。
リアアクスルはリジッドアクスルだけど、アクスルセンターをA型のアームで固定する方式。アクスルの固定はセンター部のA型アームと、両サイドのトレーリングロッドで固定する方式で、サスペンションが大きくストロークしてもアクスルの横ズレが生じないオフロード向けのシステムとされていたけど、オンロードでは欠点もあったようで、FMCした丸っこいエスクードでは廃止されたメカニズム。
リジッド式サスペンションでアクスルの位置決めを正確に行うシステムとしては、他にSA22型RX-7のワッツリンクというメカニズムもある。
リジッドアクスルのモデルが好きだけど、その中で、RX-7のワッツリンク、初代エスクードのセンターウィッシュボーンというのは、どちらも好きなメカニズム。
最近ではリジッドアクスルのサスペンションを採用したモデルは皆無に等しい。あっても商用車で、トレーリングリンク+ラテラルリンク方式が殆ど。コスト的にはラテラルリンクがベストだろうけど、アクスルシャフトの完全な位置決めという面では、センターウィッシュボーンやワッツリンクに及ばない。
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