AV50のパフォーマンス
これ、4サイクルの原付。ピストンは流用により1mmオーバーサイズ。排気量は52cc仕様。
マニュアル式4段リターン変速。
最高速度は、平地で60km/hに届くかどうかというところ。
ローで15km/h程度、セコで30km/h程度、サードで45km/h程度、それ以上がトップという感じ。基本的に小口径のキャブレター、細長いマニホールドでエンジンの回転上昇は極めて緩慢。一方で、低速トルクが十分か?といえば、そんな事はない。ローでも一定程度回転数を上げてクラッチミートしないと、マトモに発進しない。回転上昇が緩慢で、回転落ちも緩慢。全てが緩慢。
シフトアップでは、ギア比が離れているので普通に変速するとシフトアップの度に回転がドロップして加速しない。シフトアップの度にエンジンの回転落ちを回復させるべく、エンジンの回転数を十分に上げる方が良い。シフトアップしてクラッチミートはトルクピーク値に併せて行うべき。そういうシフトアップを繰り返すと、車体が後荷重のためか、フロントが一瞬軽くなる。兎に角、限界迄高回転を使う事が日常で普通に使うコツ。
上り坂ではパワー不足が顕著なので、一つ低いギアで目一杯回転を高めて使う方が普通に走る。見た目に反して、、、、排気量ボリュームが原因だろうけど、絶対的にトルクが少ない。
ただ、そこまでしても、、、、センターラインの無いような生活道路で後から車が来たら邪魔者扱いされて、追い越しを掛けられる事が少なくない。
でも、、、、そんな遅さが面白い。
因みに、5~10年前の燃料で走る。ただ、パワーは明らかに落ちる。燃料をフレッシュに保つというのは、この手のミニマムパワーのバイクでは絶対条件っぽい。
| 固定リンク
コメント