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2024年3月29日 (金)

エアプレーンタイプのタンクキャップ

これが登場したのは、1983年、RG250ガンマ、RG50ガンマで採用されたのが初だろう。
レーサーレプリカバイクのガソリンタンクへの採用が初めて。燃料タンクの上面がフラットになっており、レーサーのタンクと似た形状が実現出来るように生まれたものと考えられる。
最初は、タンク上面がフラットとなっておりタンクバッグの装着等でもタンクの座りが良く、優れものだという風に認識していたけど、最近は違うネガティブな部分の方が気になることが多い。
っていうのは、旧来形状のタンクキャップであってもタンクキャップの固定が困難か?というと、決してそうではない。

このエアプレーンタイプと通常タイプの最大の違いは、キャップを固定する部分がタンクの上面に出っ張っているか?或いは、タンク上面より低い場所にあるか?の違い。

この違い、タンク容量へ結構影響する。通常タイプであれば給油の際にタンク上面近辺まで目一杯入れることができるけど、エアプレーンタイプはキャップがタンク上面から飛び出させない構造を保つために、タンク上面から3~5cmは低い面の上にタンク側の給油口の淵が設けられている。つまり、外見から見えるタンク上面よりも数センチ低い箇所以上には燃料を入れる事が出来ない構造。

近年のバイクはカタログ数値の段階で燃料タンク少な目のモデルが多く、そういう場合、更に実質的なタンク容量は目減りをしてしまう。タンクには目一杯燃料が搭載出来るようにする、、、、これが基本的で最も重要な配慮。そう考えると、エアプレーンタイプのタンクキャップっていうのを、ありとあらゆるモデルに展開するっていうのは、チョット疑問なところがある。

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