イグニッションコイルの寿命
ガンマの点火不良、コイル周りをリフレッシュしてから改善した。
ところで、イグニッションコイルというと見た目からは劣化の判断は出来ない。
そんなイグニッションコイル、寿命はどのくらい?
寿命というと劣化の進行で迎えるモノ。劣化とは、点火させる回数の蓄積で進行するもの。
で、一般的な寿命は?というと、明確な値は無いけれど、車なら走行10万キロ程が交換のインターバル。
ならば、単車ならどのくらい?
それは、、、単車なら、エンジンの回転数は車の二倍くらいだから、車の走行距離で10万キロならば5万キロくらいが交換の目安。更に、2ストロークならば、エンジン回転で毎回爆発点火していると考えると2.5万キロくらいといえるかも。
単車に関して言えば、走行距離で3~5万キロになると、交換の時期と考えても良さそう。
そうして考えると、ガンマはエンジンは現在で三機目だけど、電気系統は昭和62年からずっと使っている。三機のエンジンを通しての走行距離は5万キロを超えている筈。
そう考えると、コイルが劣化していたというのも納得出来る話。
因みに、オークション等で純正中古パーツが売られているけど、中古という時点で使用履歴が不明、、、純正新品が入手できないのであれば、同じスペックの社外品を新品で調達する方が賢い気もする。自身、中古コイルユニットもあるけど、どうも信用出来ず、社外の新品に交換。勿論、プラグコード、キャップも同様。その方が遙かに安心出来る。
旧車で、エンジンをOH、キャブをOH、プラグそ新品、、、それでもエンジンの調子が今一って人は点火系統を疑ってリフレッシュすると良いかも知れない。
因みに、コイル不良で発すると思われる症状は、始動性が良くない、アクセルを開けてもレスポンスが悪い、アイドリング時に不整爆発がある、、、、そんな感じ。振り返れば、ガンマでは、すべての症状が出ていた。プラグを新品に交換しても百キロも走らない内から症状が悪化していた。しかし、コイルを交換したら、それまでのプラグでも普通に走る。
しかし、コイルの不調なんて、なかなか気付かないもの。
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