空冷2ストローク
これは、水冷2ストロークと随分と違っている。同じ2ストロークでも空冷世代と水冷世代では大きな開きがある。水冷世代の方が現代的。空冷世代というと排気デバイスが装備されていない場合が多く、中低速、高速の両立したモデルは少なく。パワーフィールが明確。モロに中低速向け、モロに高速向けというパターン。それに較べると水冷世代は空冷世代に較べると全域で高性能。
個人的には、水冷2ストロークが好みだけど、空冷2ストロークも今見れば味があって宜しい。
因みに、空冷2ストロークと水冷2ストロークの端境機の空冷といえば、カワサキのAR、ホンダのMBといったモデル。これらは、空冷といっても同クラス他社に較べるとフィンが非常に大きいのが特徴。
さて、前世代の空冷2ストロークでも2020年頃迄生産されていた国産モデルが存在する。
それは、スズキのTF125、TS185ERというモデル。オフ車で80年代初頭の国産トレールと同じ様な構成で、ギア比がローグレード化されており、カテゴリーとしてはアジバイクというカテゴリー。アジっていうのはアグリカルチャー、即ち農業用途のバイク。
この二車、場合によっては新車でも調達可能。結構興味深い一品。この中なら原付二種なTF125っていうのがかなり魅力的。70年代のハスラーと殆ど一緒である。
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