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2024年3月21日 (木)

電脳

単車のコントロールシステムの電脳化、2000年代後半から著しく進化している。
パワーモードの選択のみから、IMUと連携、ABS制御の緻密化等々、進化の程は凄まじい。

ただ、思うのは、パワーモードにしても必要か?という思い。
パワーモードというのは、基本的に環境におうじてパワーを制限するモードが追加されているということ。
これって、パワーのコントロールを乗り手が絞って行えば済むだけのような気もする。ラフな操作故の唐突なパワーデリバリーを制限するというのが目的な感じ。

圧倒的なパフォーマンスのコントロールというのは、単車なら右手の繊細な動きで行うというのが王道のような気がするけど、こういう考え方ならモードセレクトっていうのは不要とも言える。

まぁ、エンジンの始動、発進のアシストも然り、全開加速時のリフトコントロールにしても然り。本来は、乗り手が手動で操作して上手い具合に乗るべきだけど、その辺を全て肩代わりしてくれるということ。

やっぱり、どうも違和感がというか、不要のような気がしてならない。あれば、便利なのは判るけど、正直、そういうモードが無いと危なっかしいモノは、扱いが長けた人でないと扱えないというハードルを儲ける方が正論のような気もする。

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