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2024年4月 3日 (水)

迫力のある映画

近年の映画、実写版、アニメ版もCGゴリゴリで凄い迫力。
怪獣映画だとゴジラとかキングコング、アニメだと鬼滅の刃とか、そういうのは結構な迫力。アクションものだと、ワイルドスピードとか、、、、

ただ、こういう平成末期~令和の作品よりも、昭和末期~昭和のジオラマをぶっ壊すタイプの映画の方が何となく迫力は上まわる。モノの壊れ感は、CGかもしれないけど、実際に壊れて舞っている粉塵や飛沫、炎の感じはジオラマをぶっ壊していた昭和映画の方が迫力がある。モンスターモノ以外でも、例えば西部警察の路面電車を爆破したり、最終回で巨大な建物を爆破したりするシーンを見れば、如何に都会という設定でCGで爆破シーンを再現しても、田舎のセットの爆破シーンには敵わない印象。

しかし、このようなジオラマをぶっ壊していた映画よりも更に迫力を感じた映画がある。
較べちゃいけないけど、それは昭和前半、戦後の頃の映画。個人的に最もインパクトを受けたのは映画『ひろしま』である。セットというよりも実際の瓦礫を使って撮影したような迫力。この映画のメッセージ性の高さは当然だけど、映像シーンだけとっても、十分な迫力を感じる。

過去に多くの映画を見てきたけど、画面から伝わる迫力という意味では、この『ひろしま』を超える映画に出会った事はない。決してアクション映画でも娯楽映画でもないけど、リアリティとメッセージ性、それから画面に映し出される風景の迫力というのは、時代が進む程に登場してきた色んな時代の映画を凌駕している。

勿論、DVDは購入している。良い映画だと思うので、子供にも見せてきた一本。

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